そしてエディブルガーデンの移住物件探しへ

自分のためにやりたいこと」とその中心となるエディブルガーデンのコンセプトが言語化できたので、それを元に今度はエディブルガーデンの立地条件やエディブルガーデンのある場所に自分が住むためのエリア条件を具体的に書き出してみました。

エディブルガーデンの条件:

エディブルガーデンの立地条件:

いまの段階で私が今時点で思うエディブルガーデンの主な立地条件は下記のようになります。

  • そこに長時間滞在できる「のどかさ」があること
  • 野菜/花/草だけでなく、多種の果樹も栽培できる十分な広さであること(最低5アール)
  • 玄関先から見えること
  • 日当たりが確保できること
  • 風通しが確保できること

生活エリア条件

また、隣接して生活することから、生活エリアとしての条件も大事になってきます。

  • エリアの自然環境が複雑なほうが好き
  • 海が近いエリアにあるとよい
  • 海は穏やかな内海がよい
  • 外部の地域への移動ルートが複数確保できること
  • インターネット回線が使えるエリアであること
  • 生活インフラが整っていること

エディブルガーデンの条件まとめ

これらのことから考察するに、私は「理想のエディブルガーデンに都合が良ければなんでもよいぜ!」とは思っていないということに気づきました。

MustもWantも混ざり合った生活エリア条件は、緑豊かな大自然の中というより、生活の便利さに対する譲れない点や過去20年ほどいろいろな地域を見てきた経験から醸成されている「好み」とかも入ってきてます。

この「好み」の部分は、ひっくりかえることもあるかも知れないですけれども、とりあえず大事にしてみようと思っています。というか、理由はわかりませんが、とても大事なような気がしています。

これにより、具体的に物件が絞られたり、探すエリアもある程度絞られてきて、このあと、移住物件探しの活動はより具体的に進んでいくこととなりました。

そして移住物件探しへ

これは、自分のクセなのですが、まず何かをはじめるとき、直感的に、思いつく限りの情報を集めながら、まずはお金がほとんどかからない範囲で、のたうちまわるように行動してみます。

エディブルガーデンの移住物件探しも、効率なんて考えず、手当たり次第、色々やってみました。

いま振り返ってみると、やってみなければわからなかったことや、一通りやってみたからこそ見えてきたことなど、物事を判断するのにとても役立ったと思えます。

私の場合は、移住物件に巡り会うための入り口は、大きく3つあることがわかりました。

その1:移住物件を探す

まずは、エディブルガーデンの条件にマッチする物件を探すという、目的に対してダイレクトな方法です。

当たり前と言えば当たり前なのですが、これはこれでうまく物件に巡り会うのに、スムーズには行きませんでした。どうしても移住物件に目がいってしまい、地域の特色や生活の利便性や移住後の仕事との関係性など、移住を決断するのに重要なポイントが疎かになってしまいます。

それゆえに、お気に入りの物件をみつけても、決断や行動にでる際に一旦立ち止まってしまうことが多くなり、他の方の希望による物件情報の入れ替わりのペースと自分のペースがうまくあわずに戸惑いました。

また、実際に物件情報にダイレクトにアクセスすることはできますが、都市部で賃貸マンションを探すような感じで豊富な情報量と情報流通の仕組みがあるわけではありませんので、希望の物件の情報にたどり着くのにも最初は一苦労しました。

私のような都市生活者がIターン移住の物件を探すときの情報源については、別途まとめてみました。

その2:Iターン移住イベントに参加する

少しまわり道のように見えますが、まずはIターン移住イベントに参加するというのも、物件に行き着くための入り口です。

この移住イベントに参加することで、地域の担当者さんとダイレクトにつながることができ、その後の活動をサポートしてます。物件情報を案内してくれるだけでなく、地域の特徴なども気になるところを教えてくれるので、複数のエリアの移住担当窓口の方と繋がりを持つことで、物件探しと、地域に住んだときの生活のイメージ作りを同時に進められるのです。

Iターン移住の入り口のイベントを探すのに、SMOUTというマッチングサービスがとても役に立ちました。SMOUTを通じて知った情報ややり取りは私的にはとても面白かったので、別途、書いてみようかとおもいます。

その3:具体的に仕事を探してみる

物件探しとは直接関係ないように思えますが、仕事探しの入り口は何気によい物件に巡り会うための入り口かも知れません。まずは仕事を見つけて、先に現地の仮住まいに住んで生活することが出来るなら、物件の選択肢は大きく増えます。

市場や空き家バンクに出回っていないような物件に出会うには、これが一番いいと思います。

実際に、地域おこし協力隊という制度もそれを前提としています。また、認定農家になるための就農での修行期間についても、出回っていない物件情報に巡り会うまでの期間という見方もできると思います。

仕事を探すキッカケとしても、SMOUTは役立ちますので、仕事を探してみようかな?と思う方もSMOUTを使うのがよいと思います。

そして

私は、物件探しとして、のたうちまわるように、これらの3つの入り口の活動を並行で進めていました。

この3つの活動は、実際にはリンクしているので、同時に進めることで、より、自分の中の移住に対するイメージが明確となっていきます。

コメント

  1. […] 私は、移住物件探しの活動の中の方法論の一つとして移住物件の情報にダイレクトにアクセスして探し出すということをやっています。 […]

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