【田舎暮らし 移住費用】長距離引越しでの新規に車を購入するタイミングと購入場所について

地域との出会い

こんにちは。折々の時折のたけです。

Edible Garden の土地の目処がついて、移住先がきまりましたので、次は自動車の手配の話です。

田舎暮らしで、必須アイテムの自動車ですが、東京に住んでいる自分は自動車を持っていません。

そのため、自動車を新たに購入する必要があるのですが、その購入するたのプロセスが大変だったので、それを書き記してみたいと思います。

現住所で購入するか?移住先で購入するか?

新たに自動車を購入する場合、東京で自動車を購入して乗って行くのか?現地で自動車を購入するのか?の2つのケースのどちらかを選ばなければならなかったです。

また、移住先が東京から1,200km離れた場所にあり、行き来するのは簡単ではありません。

はたして、どちらのほうが自分に向いているのか?と思案しました。

現住所で自動車を購入するメリット・デメリット

東京で自動車を購入する場合のメリット/デメリットは、以下のようになります。

メリット引越しの際、荷物を積んで引越しすることができる。
デメリット短期間であろうとも、東京での駐車場の費用が必要。
購入したお店での購入後のサポートを受けることを諦める。(遠すぎる)
現住所(東京都)で自動車を購入する場合のメリットデメリット

自動車を保有したり運転したりすることに15年以上ブランクがある自分としては、販売店のサポートは受けたいのと、買ったばかりの自動車に乗っていきなり1200kmの旅をするというのは、避けたい事態でした。

まず、サポートの件ですが、メーカーの正規ディーラーから新車を買ったり、全国規模の中古車販売店なら、サポートは受けられるので課題はクリアになりそうです。しかしながら、納車直後のトラブルのことなんかも考えると、商談した営業さんも含めて購入したお店でのサポートを受けたいと思いました。

次に1200kmの移動の件ですが、ある程度購入した自動車の運転に慣れていれば、1,200kmの旅の冒険も面白いのですが、買ったばっかりでブランクのある運転にも慣れていないことを考え、最終的に移住先での荷物搬入などに間に合わない事態なども考慮すると今回は外しました。

その他、陸送してもらうという手段もあるのですが、1200kmも陸送するとそれなりの費用もかかりますし、現地で自動車を購入するとその費用は要らなくなるため、陸送も外しました。

そうすると、現住所で自動車を購入するケースは今回は採択できませんでした。

移住先で自動車を購入するメリット・デメリット

ということで、移住先で自動車を購入する場合を検討していたのですが、いいことばかりではありません。

メリット遠距離の車の移動をする必要がない
購入店でのサポートが受けられる
デメリット移住先へ住所変更した後にナンバー登録する必要がある
引越しから納車までの期間、レンタカー代等の費用が発生する

まずは、移住先でナンバー登録するためには移住先への住所変更が必要となります。

移住先への住所変更が影響するのは、自動車の登録だけではなく、仕事や生活上必要な諸々の話がからんできますので、自動車を購入を優先させて事前に住所変更するという手段は避けたいと思いました。

しかしながら、通常のように引越し直後に住民票を移してしまうと、その後にナンバー登録の手続きとなりますので、引越し当日に自動車が納車されることはありません。そのため、納車されるまではレンタカーなどで過ごすことになります。

私のケースでは、そのレンタカー代はかかりますが、移住先で自動車を購入することにしました。

ただ、これだけではすんなり終わりませんでした。

納期優先の中古車か?サポート場所が近い新車か?

当初は移住先で中古車を探していたのですが、自分の場合は若干特殊な感じですぐには自動車は見つかりませんでした。

自分の思う用途と自分の身体のサイズの関係上、車種が限定されていて、その車種が2〜3年前に発売された関係で中古の流通量が極端に少なく、中古車といえども新車から大きく値段は落ちていないものでした。

そのような車種の中古車は移住先の近所(といえども、車で1時間以内)の中古車ディーラーでは、うまく見つかりませんでした。

自動車で2時間程度まで足を伸ばすと全国規模の中古車ディーラーが沢山あり、全国規模で取り寄せ可能な在庫もいくつもありましたが、普段のサポートを受けるにはちょっと遠い気がしますし、そもそも遠くから取り寄せた場合には少し費用が余計にかかるとのことでした。

新車を購入すればサポートや流通量の問題はクリアされるので、新車を購入することも検討しましたが、今度は納車までに時間がかかることで、その期間のレンタカー代が気になってきました。

ということで、次に納期優先で大きく値段が落ちていない中古車を買うか?サポート場所の距離優先で新車を買うか?を思案することになりましたが、最終的には、サポート場所の距離優先で新車を購入することにしました。

決め手は、あまり値段が変わらないなら、近所で買う新車のほうがいいと思っちゃったことです。あとは、納期の関係でレンタカー代がどのようになるのか?だけでした。

新車の納期までのレンタカー代について

新車を購入することを決めたので、移住先にあるメーカー系の正規ディーラーを訪問したのですが、新車の納期までは半年かかるとのことがわかりました。訪問したのが引越し予定日の2ヶ月前ですから、引越し日から約4ヶ月分のレンタカー代がかかるということになります。

ここで交渉したのは、引越しから納車までの間で、代車を貸してもらえないか?ということです。

訪問する1ヶ月も前から連絡を取って、事前に代車や納期などの話をさせてもらっていたのが功を奏したのか?代車の件、案外すんなりと承諾していただけました。引越しの日に合わせて貸していただけるとのことです。ちょっと肩透かしを食らったような感じでした。

本当に言ってみるもんです。東京の同系列ディーラーで似たような話をしていたときは取り付く島もない状態でしたし、移住先の別メーカーのディーラーではなかなか渋られたので、半ばあきらめていました。

最終的には、そのメーカー系販売店でその車を買うことにした決め手にもなりました。本当にありがとうございます。

これは、地域別にある販売会社の事情もあるので、一概には言えないのでしょうけれども、地域の事情はその地域で相談するのが一番だということが改めて思います。

まとめ

レンタカー代が無くなったのは、本当に嬉しいですし、納期が伸びている副作用で住所変更の期限にも余裕がもてることになり、引越し作業に集中できることになりました。

実のところ、自動車のことはまったく知識がなかったので、ここまで来るのに2ヶ月間くらい、うなりながら調査・検討していました。東京のカーディーラーに行って試乗させていだだき、色々相談させてもらっていたりしていたのですが、いろいろと課題が山積みになってました。

今回の活動を通して思うことは、東京でどれだけ下調べしても、「現地のことを知らないこと」からくる不安ばかりが先行して、課題(のように勝手に思い込んでいること)ばかりが見えてくるだけで、あまりよろしくないということです。

これ以外にもこちらが勝手に「課題」だと思い込んでることは、現地の人たちに相談してみると、さくっと解決することがあるということはありました。田舎暮らしの移住は「案ずるより産むが易し」という言葉を胸に刻んで進めていこうと思います。

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